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皆さんこんにちは!
株式会社エコノリース、更新担当の中西です。
~“最適一台”~
「どのフォークリフトを選べば正解?」——答えは現場の仕事と導線にあります。価格だけで決めると、旋回できない/持ち上がらない/電池がもたないなどの“あとから問題”が起きがち。ここでは用途→環境→スペック→運用→コストの順で、失敗しない選び方をまとめました。
目次
荷姿:パレット、ロール、長尺(鋼材・木材)、紙ケース 等
最大重量×重心:例)1.5t/500mm、2.5t/600mmなど定格荷重の基準を明確に
リフト高:ラック最上段+安全余裕(100〜200mm)
頻度:1時間あたりのリフト回数/走行距離
導線:最狭通路幅(AST)、スロープ勾配、門扉幅、床強度
ここが決まると、車種(カウンタ・リーチ・オーダーピッカー・ハンド)と容量帯が絞れます。
屋内・平滑床:リーチ/3輪電動が小回り◎
屋外・凹凸・長距離:エンジン式/4輪電動/空気タイヤ系
低温(冷凍−25℃等):低温仕様(耐寒シール・グリス・ヒーター)+結露対策
粉じん・水濡れ:キャビン・防塵防滴、湿式ブレーキ
防爆・クリーン:専用仕様の可否を要確認(用途に応じて)
電動(鉛/リチウム):静粛・低振動・排ガスゼロ。短距離多頻度に好相性。
鉛:導入コスト低め。充放電サイクル管理が要。
リチウム:**機会充電(こまめな継ぎ足し)**OK、低温にも強いモデルあり。停止時間短縮。
エンジン(ディーゼル/ガス):屋外・連続稼働に強い。燃料補給が速い。
燃料電池:補給速い×ゼロエミッション。インフラ要件の事前検討が鍵。
総保有コスト(TCO)で比較:車両+バッテリー/燃料+充電設備+メンテ+停止損失を5年等で試算。
マスト:2段/3段、フリーリフトの有無(低天井での積み上げに効く)
アタッチメント:サイドシフト、ヒンジドフォーク、クランプ、ローテータ等️
タイヤ:クッション(屋内)/空気(屋外)/ノーパンク
視界:マストの開口・キャビン支柱、後方カメラ
安全支援:速度制御、コーナースロー、人検知ライト/アラーム、アクセス管理(IC)
最狭通路幅(AST)=車体長+荷役長+余裕の実測必須
交差・待ちを減らす一方通行化、ピッキングゾーン分離
充電・燃料ステーションの導線と安全動線の両立(人車分離)
テレマティクス:稼働時間、衝撃ログ、バッテリーSoCを見える化
点検アプリ:始業点検を写真+チェックでデータ化
教育:特別教育/技能講習等に基づく安全運転+現場ルールの定着(※関係法令・社内基準に沿って実施)
ヒアリング&現地調査(荷姿・稼働・導線)
2案比較(例:1.5tリーチ×2台 vs 2.5tカウンタ×1台)
デモ試走(ラック最上段・最狭通路・スロープで検証)
TCO/ROI試算(設備含む)
ファイナンス(現金・リース・レンタル・残価設定)
納入・教育・初期レビュー(1か月後にチューニング)
冷凍倉庫(−20℃)
課題:鉛電池で午後の失速/充電入替えロス
施策:低温対応リチウム×機会充電+ドア前に専用充電ポート
結果:稼働時間+25%/入替えゼロ/庫内騒音低減
本体+アタッチメント+電源/バッテリー+充電設備+保守+運賃据付
保証範囲(年数・消耗品・バッテリーセル)
保守契約(年○回点検、駆付け、代車の有無)
下取り(年式・稼働・外観の査定基準)
[ ] 最大荷重×重心/リフト高/最狭通路幅
[ ] 屋内外/低温/粉じん/勾配の有無
[ ] マスト・タイヤ・アタッチメント
[ ] 充電/燃料ステーションの配置と安全区画
[ ] 点検・教育・保守体制/テレマティクス
“最適一台”は、現場の導線×荷役データ×安全運用から生まれます。
デモで確かめる→TCOで決める→運用で磨く。私たちは選定〜導入〜保守まで伴走します。